いつもの処方箋~一般名処方~

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いつもの処方箋~一般名処方~

2017/11/19 いつもの処方箋~一般名処方~

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最近、処方箋を持って来ていただいてる患者さんによく言われること。

「これっていつもの薬?」「なんか違う薬出てるみたいだけど…」「ジェネリックになってない?」

等々。

 

実は、近隣の医療機関から発行される処方箋が一般名処方になり、今まで通りの薬が処方されていても

処方箋上は今までとは違う、見たことの無い文字が書かれている、という状態になっているのです。

いつもの見慣れた名前が書いてないと、患者さんが不安に思うのも当然と言えば当然ですよね。

 

そもそも【一般名】って何!?

薬は、実は色々な名前を持っているのですが、ここでは【製品名】と【一般名】についてお話しします。

【製品名】とは、薬そのものの名前=商品名です。

有名な薬を例にすると、ロキソニン錠やムコスタ錠、ノルバスク錠、モーラステープ等々。

 

一方、【一般名】とは、その薬の主たる有効成分(薬効成分)の名前です。

上記の例で言えば、ロキソプロフェン・レバミピド・アムロジピン・ケトプロフェンとなります。

 

では、処方箋を【一般名】で書く理由・メリットは何なのでしょうか…?

その前に、皆さんはジェネリック医薬品という言葉、聞いたことはありますか?

ジェネリック医薬品とは、最初に市場に発売された、ある医薬品(先発品と言います)の

有効成分の特許が切れた後に、同じ有効成分を用いて作られる薬のことを指します。

 

ロキソニンを例にすると、先発品がロキソニン錠60mg。有効成分はロキソプロフェン(ナトリウム)。

そのロキソプロフェンという成分を用いて作られるのがジェネリックのロキソプロフェン錠「○○」。

(◯◯はメーカー名や略号)

 

処方箋が一般名処方になっていると、薬局でお薬をもらうときに先発品とジェネリック医薬品の選択を

自由に出来るようになるんです。また、ジェネリック医薬品は一つの有効成分に対していくつもの商品が

存在するので、一般名処方ならその選択も自由に出来ることになります。

現実的には、全てのメーカーのジェネリックを薬局が備蓄することは不可能なので選択肢は限られますが、

それでも選択の幅が広がるということは、とても大きなメリットではないでしょうか。

 

ジェネリック医薬品は開発費が抑えられるの価格が安いということだけでなく、先発品より飲みやすいように

錠剤などの味や大きさ、形を工夫しているものあります。

 

いつもの処方箋、薬剤師さんと色々相談してみたら、新しい発見があるかもしれませんよ!

 

 

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