乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 3~

株式会社アミカ

072-230-4524

〒593-8322 大阪府堺市西区津久野町3-27-52

【営業時間】平日 9:00~20:00、水曜 9:00~18:00、土曜 9:00~13:00

細長い画像

乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 3~

Blog

2018/02/28 乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 3~

 

%e3%81%8a%e9%9b%9b%e3%81%95%e3%81%be

 

 

さてさて、続きの第3段、今回で一応終わりです…。

 

 

【服用間隔について】

 

基本は24時間を服用回数で割った数、その前後1~2時間程度が目安です。

ただ、いつもこの目安の時間通りに服用出来るとは限りません。

食事のタイミングなども関係します。

そこで、最低このくらい空けていたら大丈夫でしょう、という目安を以下に示します。

 

1日4回の薬 1日3回の薬 1日2回の薬
3~4時間以上 4~5時間以上 7~8時間以上

 

あくまで通常通り服用出来ない時の対処なので、

出来るだけ決められた服用間隔を維持することを心がけて下さい。

また、長期的に飲む薬の場合、対応が変わることもありますので

分からない時は医師・薬剤師にご相談下さい。

 

 

 

【服用時点について】

 

食前=食事の約30分前    ・食直前=食事の直前(10分以内)

食後=食事の後30分以内   ・食直後=食事の直後(10分以内)

食間=食事と食事の間。食後2時間程度空けた時間~次の食事の1時間以上前

就寝前=就寝の20~30分前

頓服(とんぷく)=その症状が出た時。用量・服用間隔などはその薬剤・医師指示による

 

特に小児の風邪などで使用される薬剤は、食事の影響や“胃を荒らす”といった

副作用の心配はあまり気にせず服用出来るものが殆どだと思います。

 

なので、「食後」の指示だから…といって頑なにその指示を守ろうとしなくても大丈夫です。

食事が摂れなくても服用間隔を目安にして飲ませてあげて下さい。

 

基本的には指示された服用時点を守ることが大切ですが、状況により柔軟に対応しましょう。

 

 

【最後に】

 

薬を飲まなければ病気は治りません!と初めに書きましたが、勿論そんなことはありません。

風邪などは自分の持つ免疫が働いて治すものなので、薬の力で100%治しているわけではありません。

 

なので、多少薬を飲まない(飲めなかった)としてもあまり気にし過ぎないことも大切です。

薬を飲まなかったことで子どもを責めてしまったら、それこそネガティブな印象しか残りませんからね。

ただ、飲めなかったときは「とても残念で悲しい」ということをきちんと伝え、

次は飲めるように頑張ってもらいましょう。

 

勿論、薬を飲んでも飲まなくても一緒、ということでは無く飲んだ方が症状も軽く、

早く良くなることに違いはありません。

特に抗生物質や抗ウイルス薬(タミフルなど)は病気の原因そのものに対する薬剤なので、

処方された分は出来るだけ指示通り最後まで飲み切るようにして下さい。

 

 

以上、3回に渡り長々とお付き合いいただきありがとうございました。

今回書かせいていただいた情報だけでは不足もあると思います。

 

「こういう時はどうすればいいの?」「これって…本当に合ってる?」など

お医者さんには聞きづらいこと、お薬もらった後から気になってきたこと、

「電話してまで聞くほどのことじゃないけどなぁ…」ということなど、

LINE@で友だちになっていれば、いつでも気軽にメッセージを送ることが出来ます!

 

友だち追加

 

送っていただいたメッセージは1:1のトークになるので他の人に見られることはありません。

安心してご利用下さい。

 

前回・前々回の記事は下をクリック ⇓ ⇓

乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 1~

乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 2~

 

 

株式会社アミカ

住所 〒593-8322
大阪府堺市西区津久野町3-27-52
電話番号 072-230-4524
営業時間
平日 9:00~20:00
水曜 9:00~18:00
土曜 9:00~13:00
定休日 日曜 祝日

TOP