乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 2~

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乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 2~

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2018/02/27 乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 2~

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さて、前回の続きを。どうぞお付き合いください。

 

 

【お薬の味について】

 

通常、子どもの飲む薬には色々な工夫がされており、薬本来の苦みなどを隠すために美味しく、

甘い味や香りがついています。その甘味を嫌がる子もいるようですが…。

 

“お薬飲めたね”などゼリー状オブラートを使用するのがオーソドックスですが、ただ一緒に

混ぜこむのではなく「少量のゼリー/薬/少量のゼリー」のように挟み込むことがポイントです。

 

アイスクリームやヨーグルトなど冷たくて甘いものは、味覚を鈍らせる効果も合わさり良い

のですが、元々の味を気に入っている場合、味が変わり食べてくれなくなることもあります。

出来れば、普段あまり口にしない味を使う、あるいは普段からアイスクリームなどを与えず、

薬の時だけの特別なものという演出をすることが出来たらよいと思います。

 

ミルク・ココアミルク・味噌汁(合せ味噌)・カレースープは苦みを消す作用があります。

ただし、薬は熱いものが苦手ですので温度には注意して下さい。また、胃腸炎の場合には

ミルクやカレースープは腸に負担がかかりますので避けた方が良いでしょう。

 

それぞれの薬と相性が良い飲み物・食べ物もありますので、ご不明な点は薬剤師にご相談下さい。

 

 

 

【応用編】

 

・基本編にも書きましたが、明るく楽しい雰囲気を作ることが大切です。

薬を無理矢理飲まされている、というネガティブな環境はNGです!

 例えば…いつもと違うスプーンやコップを使う。ストローを使う(飲む量にもよります)。

・上記のような“特別感”を出す方法、うまく飲めたらお菓子など(報酬)をあげるのも一つの

手段として有効です。

・薬を擬人化して話してみる。好きなキャラクターなどの名前を借りるのも良いかも知れません。

・冷たいものは味覚を鈍らせます。水薬は1回量を凍らせシャーベット状にして与える方法もあります。

ただし、粉薬は水に溶いてしまうと薬として不安定になったり、苦みが出たりすることがあるので

お勧めは出来ません。(粉薬は出来るだけ服用する時に溶かしましょう)

・2歳頃には自分の意思もはっきりしてきており、大人の話す言葉の正確な意味が分からなくても

しっかり向き合い、話すことで、説得させることも出来ます。

・1回の量が多くなるようなら無理に一度に飲ませるのではなく、少しずつ飲ませてあげるのも良いです。

(勿論、あまり時間を空けてはいけませんが…)

 

 

最後に、薬をきちんと飲めたらいっぱい褒めてあげて下さい。それは嬉しい記憶となり、

次も頑張ってくれるようになると思います。

あっ、薬を飲んだ時だけ褒めるのでは効果は不十分ですよ!

普段から褒めてポジティブな記憶を作っておくように。そして、病気が治ったら

「お薬をちゃんと飲んだからだね!」と印象付けることも忘れずに。

 

お薬を飲むことは、ある意味「非日常」なことなので、その時だけの特別感を用意するのは

恐らく、とても有効な手段だと思います。

だって、お誕生日やクリスマスなどのイベント(非日常)はとっても大好きでしょ?

 それと全く一緒とは言いませんが…せっかくなので前向きに捉えましょう。

 

ご不明な点や気になること、わざわざ電話してまで聞くことじゃないけど…みたいな

ちょっとしたことでもLINE@なら気軽にお話し出来ますよ!

1:1のトークになるので他人に知られることはありません。

時間も気にせずメッセージを送れるので便利ですよ!

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では、今回はここまで。次回に続く…

 

※前回の記事はこちらから⇒乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 1~

 

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