乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 1~

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乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 1~

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2018/02/26 乳幼児・小児の薬の飲ませ方~Part 1~

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もうすぐ桃の節句ですね。

近藤家も娘がおりますので、お雛様を出してきて娘にも手伝ってもらいながら飾りました(^^)

 

そんな、子どもの成長や健康を願う節句が近いから…というわけでも無いのですが、

乳幼児や小児の薬の飲ませ方をまとめてみようと思い、資料を作りました。が…

なんやかんやで結構なボリュームになってしまい、

「分かり易くまとめる」ことが出来ない自分を再確認…(^^;

 

でもせっかくなのでブログにも内容をアップしようと思います。

ただ、一度に出すと長文になる為、適当に分割致します。(恐らく3回で終わるはず…)

 

ちなみに、今回の資料を作成するにあたり、色々な書籍・指導箋・ホームページを参考に致しましたが、

なかでも和歌山市にある小児科、生馬(いこま)医院様のホームページはとても分かり易く、

資料作成のうえでも大きな影響を受けていますので、こちらもぜひ参考にして下さい。

【生馬医院へのリンク】…コンテンツの「お薬の飲ませ方」をご覧ください。

 

 

今回は第1回。では、気長にお付き合い下さいませ。

 

【はじめに】

「良薬、口に苦し!」…薬は病気を治療する為のものであり、美味しいお菓子や食事ではありません!

そして、薬を飲まなければ病気は治りません!

ただし、無理矢理“飲ませる”のではなく“自ら飲む”ようにすること…とは言え、そう簡単に大人の

都合通りにはいきませんよね?

そんな時にこの資料が少しでもお役に立てたら嬉しく思います。

 

【基本編】~散剤・水剤共通(粉なら白湯(水)などで溶いてから)~

一般的な、特に小さい子に薬を与えるときの方法です。

 

・哺乳瓶の乳首を利用する方法:乳首を咥えさせ、薬を入れて吸わせる。

 量が多くならないよう注意が必要。水薬もそのままが吸いにくいようなら

 白湯(水)などで少し薄めてから吸わせると良い。

・少量の白湯(水)で泥状に練り、頬の内側奥の方や上あごの奥につけて白湯(水)、

 お茶などで流し込む。

・スポイトで吸い、頬の奥の方に入れ、お茶などで流し込む。同様の方法でスプーンを

 使うのも良い。

 

ポイントとしては、舌に出来るだけ触らないように入れる方が良い。

粉が口の中に残っていると苦みが出てくることがあるのでお茶などで洗い流す作業は大切です。

 

激しく無く乳幼児に無理矢理飲ませようとすると、気管に入ってしまうことがあるので、一旦

落ち着いてから服用するようにして下さい。

 

特に小さい子の場合、食後の服用ではお腹がいっぱいで嫌がることがあります。

その場合は授乳やミルク、食事の前に服用させてみると良いでしょう。

子供の風邪の薬の場合、食後でなくても大丈夫なお薬がほとんどなので、心配は要りません。

 

そして頑張って飲めたらきちんと褒めてあげて下さい。

薬を飲むことが嫌な記憶・ネガティブな印象にならないようにしてあげることが大切です。

 

 

…ひとまず、ここまで。

薬の飲むって、大人でもネガティブに捉えがちですが、それでは気分も乗りませんし、

飲むのが億劫になりますよね?

大人の場合、それが長期に渡り服用しなければならない薬だったら…

そのような状態では続けるのが苦痛になってしまいます。

 

子供もそうですが、大人も「何故その薬が必要なのか?」

薬を飲むことの目的や意味をきちんと理解することが大切だと思います。

分からないことがあれば、医師・薬剤師に気軽に質問して下さい!

 

面と向かって言いにくい、お医者さんには聞けない等々…そんな時は「LINE@」が便利です!

 

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~次回へ続く…~

 

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